Mineralの価格 2010/03/10 (Wed) EVE Online

どもども！
毎日こんな時間までEVEってたら死んじゃいます、紅鯨です。

さて、製造にはMineralが欠かせませんが、社内での取引の場合市場より若干安く社員から購入することが多いかと思います。
ERSでは、掘ったミネラルはすべて市場価格の９５％で買い取りを行っております。
ですが、市場というのは毎日動くもの。
これまで掘り部門の部長にミネラル価格を手動で毎日更新してもらっていましたが、さすがにめんどくさいという悲鳴が上がりました。

そりゃそうだｗｗ

んで、ミネラル価格を固定して設定してしまうという事も考えたのですが、0.0が不安定な現在、Mineral価格が全く落ち着きをみせません。また、活動地域がAmarr領なので、Jita価格もそのまま使うのはどうかということになりました。
そこで、自動で価格設定できるものを作れないかと考えた末、自分が持てるスキルの範囲で作れそうだったのがエクセルブックでしたｗ

今回作ったエクセルブックは、EVE-Centralから指定したSystemでのMineral取引価格を自動で取得し、社内税率をかけた上で合計を示すという、簡単でありながら手作業で行うと意外と面倒な事を勝手にやってくれます。ついでと言うことで、全Oreの社内価格による資産価値とisk/m3も求めることができるようになっています。
エクセル持ってない人用にOpenOffice.orgでも動くようにしたものも同時に作成ｗ

とりあえず問題無く動いているようなので、
これできっと掘り部からの不満も少しは減ってくれると思いますｗｗ


続きでは簡単にエクセルブックの仕組みを紹介します。

エクセルにはWEBクエリという外部データを参照する仕組みがあります。
今回はこれを利用しました。
このWEBクエリ、指定したURLに表示されるテーブル情報をシートに転記することができます。

まずは、エクセルブック内にミネラルの種類ごとにシートを作成。
次に、EVE-Centralで取得したいアイテムの情報を表示します。
このとき、表示しているページのURLには、

http://www.eve-central.com/home/quicklook.html?typeid=34

のように書かれているかと思います。
このURLの末尾にある「typeid=34」のようなものをパラメータといいます。typeidというのがアイテムに割り振られたIDを示し、34はTritaniumを示しています。


通常EVE-Centralで検索するときはRegionを限定、取引最小個数を設定、何時間前までのデータを表示というパラメータを設定できるのですが、開発者用に他にもパラメータが存在します。
今回はRegion内ではなく、System内で限定した価格を取得したいので「usesystem」パラメータを利用します。

これをURLにくっつけると

http://www.eve-central.com/home/quicklook.html?typeid=34&usesystem=30002187&setminQ=500

こんな感じに。
30002187はAmarrを示しているIDで、500は500個以下のオーダーについては無視するという意味になります。

あとはこれをWEBクエリ機能で指定すると、読み取る範囲を指定するよう指示が出るので、SellOrderのテーブルを選択します。すると、自動的にシート内にオーダー内容が転記されるのであとはその値を利用して計算式を立ててやれば完成です。

注意としては、計算させるシートとオーダー情報を表示するシートは別々にしておかないと管理が面倒で、Mineralごとにシートを造らないと、複数のデータが混在する恐れがあることです。

この辺を気をつければ、1時間ほどで作れます。

フリーソフトでもっといいのがあるのかな？
まぁこれだと自分で好きなようにいじれるので、自分としては大成功ｗ